住友林業

失敗しない30坪平屋の間取り計画のコツ

失敗しない30坪平屋の間取り計画のコツ

こんにちは、こばんざめです。

本日は、私が住友林業の延床30坪の平屋を建てたことを参考に、30坪の平屋を建てる際に失敗しない間取り計画のためのいくつかのコツを紹介します。

※この記事はPRが含まれています。

30坪平屋の間取りスペースの最大活用

30坪の平屋は、限られたスペースを最大限に活用することが重要です。以下のポイントを考慮して、スペースを効果的に使いましょう。

1、オープンプランの採用

オープンプランは、壁を減らして一つの大きな空間としてリビング、ダイニング、キッチンを配置する設計手法です。

これにより、家族のコミュニケーションを促進し、空間を広く感じさせることができます。また、自然光の導入や換気も改善され、明るく健康的な住環境を作り出すことが可能です。

2、収納スペースの工夫

収納スペースは家の中で非常に重要な要素です。

効率的な収納計画には、壁面を利用したビルトイン収納や、家具を兼ねた収納など、空間を有効に使うアイデアが求められます。また、収納を計画する際には、将来のライフスタイルの変化にも対応できるよう、柔軟性を持たせることが大切です。

具体的には、家族が増えたり、反対に家を出て行った際のことも考え、現在の状況と今後の予定を組み合わせることが重要です。

3、家具の選定

家具は空間の印象を大きく左右する要素であり、選定には慎重を期す必要があります。

特に30坪の平屋では、スペースを有効に使うために、多機能性やサイズ感に注意を払うことが重要です。また、動線を考慮し、生活の利便性を高めることも忘れてはなりません。

間取りばかり考えてしまいがちですが、家具の配置場所のことも考えることも大切です。

例えば、ダイニングテーブルの大きさや、縦に置くのか横に置くのか向きを考えたり、椅子の出し入れを考え、通路幅に余裕があるのかなども考慮しないと、狭い空間になってしまいます。

上記の画像は、私たちが家具のサイズを新聞紙で再現し、どのくらいのサイズ感になるのかを確認している画像です。

ライフスタイルに合わせたプランニング

30坪の平屋を計画する際には、将来のライフスタイルを見据えたプランニングが重要です。

子供の成長、趣味や特定の活動、そして老後の生活を考慮に入れた間取りは、長期にわたって快適な住まいを実現します。以下がそのポイントになります。

1、子供の成長を見越して

子供が小さいうちは、安全で遊びやすい空間が必要ですが、成長に合わせて勉強やプライバシーを重視した部屋へと変化させる必要があります。

可変性の高い間取りや、将来的に部屋を分割できる設計を考えましょう。

私たちの家も、子供部屋は現在10帖の1部屋ですが、将来子供が望めば間に壁を作れるようにしました。具体的には1部屋ですが、テレビのアンテナコンセントやエアコンの穴などは2つずつあるし、ドアも左右から入れるようにしてあります。(下の画像です。)

2、趣味や特定の活動に合わせて

趣味や活動に必要なスペースを確保することも大切です。

例えば、音楽室やアトリエ、ワークショップスペースなど、特定の活動に適した環境を作ることで、日々の生活に彩りを加えることができます。

3、老後の生活も考慮する

バリアフリー設計や、日常生活をサポートするための設備を取り入れることで、老後も自立した生活を送ることが可能です。

また、将来的に介護が必要になった場合のために、十分なスペースを確保しておくことも重要です。

私たちの家は、段差をなくし、玄関に行くまでも階段とスロープを設置しました。
介護ベッドを置くスペースや、庭からすぐに移動できる位置に寝室もありますので、寝たきり状態になっても安心です。


最近の医療は、在宅がメインになってきていますし、施設に入るにも今以上に高い費用が掛かると思われるので、ギリギリまで在宅で過ごせるように考えることが重要です。

バランスの取れたデザイン

平屋の家は、そのすべてが一階にまとまっているため、生活の利便性とデザインの美しさを兼ね備えた住宅スタイルです。

特に30坪の平屋は、家族4人が快適に暮らすのに十分な広さを提供しつつ、コンパクトで効率的な空間利用が可能です。

しかし、間取り計画を失敗すると、住み心地や機能性に大きな影響を及ぼすため、計画段階での注意が必要です。バランスの取れたデザインを実現するためには、以下のポイントに注意を払うことが重要です。

1、光と風の取り入れ

自然光と風は、住宅の快適性を大きく左右します。

窓の配置やサイズを工夫することで、室内を明るくし、良好な通風を確保することができます。東西に広げる間取りは、南面に窓を多く設けることができ、光と風を効果的に取り入れることが可能です。

2、プライバシーの確保

平屋は周囲の建物からの視線が気になることがあります。

外構計画において、木塀や植栽を活用してプライバシーを保護することが重要です。また、内部の間取りにおいても、個室の配置を工夫することで、家族のプライバシーを確保しつつ、開放感を損なわない設計が求められます。

平屋は無駄なスペースを作らないため廊下などを無くしていたりすることが多いので、寝る際の騒音を考え、寝室の位置を変えることや、トイレの位置なども配慮することが重要です。

成功する間取り計画のコツ

成功する間取り計画のためには、以下のようなコツがあります。

1、家事動線を短くする

家事動線とは、家事を行う際に移動する距離や経路のことを指します。

例えば、洗濯からアイロンがけ、食事の準備から片付けまで、これらの動作がスムーズに行えるように設計された間取りが求められます。

家事動線を短くすることで、無駄な移動を減らし、効率的な家事が可能になります。

また、回遊動線を取り入れる。家の中を一方通行でなく、円滑に移動できるように設計することで、家事の効率が向上します。

例えば、キッチンからダイニング、リビングへと自然に移動できる間取りは、日常生活においてストレスを軽減します。

寝室は静かな場所に配置し、リビングやダイニングは家族が集まる中心部に設計することが理想的です。

2、収納計画をしっかりと立てる

収納スペースは生活の快適さに直結します。

ウォークインクローゼットやパントリーなど、機能的な収納を設計に取り入れることで、すっきりとした生活空間を実現します。
また、インテリアとしての見せる収納と、生活感を隠す収納を上手に使い分けましょう。

まずは現在の持ち物を整理し、必要な収納量を把握します。
不要なものは思い切って処分しましょう。

3、外構計画をしっかりと行う

間取りを考える際に内側だけ考えることが多いかと思いますが、外構計画にはプライバシーを保護する役割があります。

例えば、周囲の目線を遮るために適切な高さの塀や植栽を設置することが有効です。また、ウッドデッキやパティオの位置を工夫することで、外からの視線を遮りつつ、屋外空間を楽しむことができます。

建てる場所にもよるかと思いますが、一生懸命考えた間取りでも、リビングの前が道路だと視線が気になったり、方角によっては日差しの入り方も違うので、しっかり意識することが重要です。

まとめ

平屋の間取り計画では、無駄なスペースを減らし、デッドスペースを活用することが推奨されています。

収納をバランス良く配置し、開放感を意識した設計を心がけることで、快適な住空間を実現できます。さらに、断熱性にこだわることで、省エネルギーかつ快適な室温を保つことができるでしょう。

30坪の平屋は、工夫次第で多様なライフスタイルに対応することが可能です。

生活しやすい間取りを実現するためには、実際に生活することをイメージしながら計画を進めることが大切です。また、平屋は2階建てに比べて建築費用が高いと言われることもありますが、選ぶ土地や住宅会社によって変動するため、一概には言えません。

実際に住宅会社や平屋プランを選ぶ際は、どのような要素で費用が変動するのかを理解することが重要です。

最終的には、個々のニーズに合わせたカスタマイズが、長く愛される家づくりの鍵となります。30坪平屋の間取り計画を成功させるためには、これらのコツを活かしながら、専門家との相談を重ねていくことをお勧めします。

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ABOUT ME
こばんざめ
30代会社員。年収200万円台で妻と息子2人と4人暮らし。将来のお金に不安がありますが日々小さな幸せを感じながら生活しています。